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2020-02-06

東映太秦映画村の話

みなはん、おばんどす。ユウどす。

今月のマナちゃんのお部屋のトップページは、東映太秦映画村。

東映太秦映画村というだけあって、東映はんが営業されております。

映画村の職員さんと、パチリ。

その節は、ほんま、おおきにぃ。

さて。

映画村のある太秦っていうところは、明治期には京都の郊外でそこそこ大きな土地をまとまってとれるような場所やったそうで…。

東映はんの他にも、松竹はん、大映はんなど大手の映画会社がこの太秦に、撮影所を構えはりました。

まあ、撮影所って言っても今の屋根のあるような撮影スタジオっていうより、更地に建物とかのセットを組んだり、周辺の寺院や田畑で撮影したりというような形やっと思いますんで、この地が適地やったんでっしゃろな。

時が移り、東映はんと松竹はん以外の映画会社が京都を去ってしまって、大部分が住宅地になった今ですけど、今でも両社はんは頑張ってくれてはります。

ん?

マナちゃん、なんや、お侍さんに からまれとりますなぁ(笑)

ぼくらの映画も、撮ってほしいところどすな。

まぁ、それは、おいといて…。

映画村といえば、やっぱり時代劇。

今は定期ものの時代劇もなくなってしもて、撮影も少なくなりましたが、以前は収録の一部を映画村で撮るゆうようなことが、しょっちゅうあったんどす。

昔の作品ですけど、水戸黄門、大岡越前、暴れん坊将軍、銭形平次などをご覧になられると、微妙に似たような江戸の町があるかと思いますが、ほとんどは映画村で撮影されとりました。

看板を変えたり、暖簾を変えたり、角度を変えたりして、撮ったはったんどす。

そんな場所を映画村で探してみてくださいな。

そして、その周辺の壁際の地面をよぉーく、見てください。

見たこともないような照明用の大きな電気コンセントがあったりしますよって、これも新発見どす。

今は撮影がほんまに少なくなってしまいまいましてさみしおす。

映画っていうのは、ほんま たくさんの関係者さんが協力しあって、制作するもので。

カツラ屋さん、小道具屋さん、衣装屋さん、弁当屋さんなど、多くの業者さんたちが、撮影が少なくなって苦しんではります。

東京一極集中も困ったもんどすなぁ…。

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