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2017-10-27

時代行列中止どしたなぁ…

こんばんは。ユウどす。
一週間ぶりどすなぁ。
ぼくの日記は、1週間に1回位、更新する予定にしとりますぅ。
楽しみに待っといておくれやすぅ。

さて、10月の京都といえば、時代祭。
京都の三大祭のひとつにも数えられとります。
この時代祭が、なんと今年は台風の影響で中止。
29年ぶりのことだそうどす。

とゆうても、中止になったんは時代行列だけで、神事は翌日に行われたんだそうどす。

時代行列がどないなもんかゆいますと…
明治維新~延暦時代の装束に身をやつした人々が、御所から平安神宮までを練り歩くゆうもんどす。

そもそもこの時代祭ゆうのは、京都では新しい祭なんどす。
三大祭の中では一番の新参者どす。
はじまったんは明治時代。
京都の人たちが、京都の町おこしいいますか、首都が東京に移った後の、京都復興の威信をかけたお祭りで、京都工芸の技術力の高さを、あますことなく見せつけてくれますぅ。
それぞれの時代の衣装は、きっちり時代考証がされとりまして、当時の素材、そして技術で作りあがられているんだそうどす。
その費用はなんと、一人1000万から2000万円とか。

歴史は浅くともこれは…「ほんもの」なんどす。
ぼくはこの心意気が京都らしゅうて好きなんどす。

ぼくてきには、注目してほしいのんは、動物はんたちの活躍どすぅ。
時代祭には牛車をひく牛はんや、馬車をひく馬はん、人を乗せる馬はんがいてます。
時代祭はえらい長い距離を行進しますよって、動物はんたちも大変なんどす。

このサラブレットはん。
御所はまだええんどすけど、平安神宮までの間の道はアスファルト。
普段、サラブレットはん、アスファルトの上なんて歩きまへんやん。
気の毒で仕方おまへん。

牛車をひく牛はん。
「もういやや~かんにんして~」ゆうてはった思うんどす。
この牛はん。
なかなか動かはらへんかったんどす。

途中で交代させるんどすやろな。
後ろからもう一頭の牛はん。

後ろ姿は、なんや哀愁がただよっとりますぅ。

時代祭見物で、注意してほしいんは、カメラ撮影どす。
フラッシュはたかんといておくれやす。
ぼくら動物は、フラッシュが苦手どす。
牛はんや馬はんが、フラッシュにびっくりしてあばれた年もあったそうどす。

それから、やっぱり衣装にも注目してほしいどすなぁ。
清少納言はんと紫式部はんの衣装は、今年新調されたいうことですし、見るの楽しみにしてたんどすけど。
残念ながら、今年は見られまへんどしたので、来年は見とおすぅ。

ところで、時代祭がなんで10月22日に行われるか知ったはりますか?
10月22日って、京都のお誕生日だからなんどす。
平安遷都の日が、10月22日だったそうどす。
ゆうても…旧暦なはずやけど。
まぁ、それはおいときまひょか。

そうそう、この時代祭と同じ日の夜に行われるんが、鞍馬の火祭。
こちらは京都の三大奇祭のひとつに数えられとります。
ちなみに京都の三大奇祭とは、鞍馬の火祭、紫野のやすらい祭と太秦の牛祭をさします。

この鞍馬の火祭は、鞍馬にある由岐神社という神社のお祭なんどすが、
こちらは台風の中でも行われました。

鞍馬の火祭、ぼくはまだ見たことおまへん。
お姉はんに夜の外出は禁止されとるんどす。
来年は、お姉はんをたきつけて、見にいったろうと思とりますぅ。

写真は、鞍馬寺の降魔扇どす。
ぼくの日記に、ぼくの写真がないのもさみしおすやろ?
これはサービスショットどす。

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