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2021-01-27

2021春夏リッチモア新作展示 その2

おばんとす。ユウどす。

ひき続き、2021春夏リッチモアの新作紹介。

今日はリッチモアのデザインコンセプトの話どす。

2021春夏のリッチモアのテーマは、エピカ・デ・メヒコ。

メキシコをスペイン語で発音するとメヒコになるそうどす。

で、メキシコ文化は、「先コロンブス期」「スペイン植民地時代」「独立後」の3つの時代に分けることが出来るんどすが、この時代をイメージソースにしとります。

まず「先コロンブス期」から、テーマ・テノチティトラン。

テノチティトランは、メキシコ最後の帝国・アステカの首都。

アステカ文明をイメージした、レリーフ柄や編み込み作品を展開しとります。

色は石の文化をイメージして、アースカラーを中心に、エスニックなヴィヴィットカラーをアクセントにしとります。

すなわち、こんな。

太陽の神を連想しますなぁ。シャーマニスティック…。

お次は、スペイン植民地時代。

グァダルーペの聖母。

もともとアステカの女神ゆかりの地に、異教の聖母が出現したんやそうどす。

スペインが布教した新しい宗教=文化様式と、インディオの伝統が融合した「メスティーソ様式」ゆう、独自の建築スタイルがうまれていくことを、象徴したかのような出来事どすな。

メスティーソ様式の過剰なほどに豪華な装飾と、鮮やかな色合いという特徴を、ニットで表現してみました。

すなわち、こんな。

華やかに煌びやかどすな。

そして、独立後。

民族文化復興を推進し、民族の歴史を壁画に残す壁画運動の中心となった、画家のディエゴ・リベラ。

彼の壁画の色合いをイメージしたカジュアルスタイルをニットで表現してみました。

すなわち、こんな。

コンドルが飛んでいきそうどすやろ?

そして…

リベラの妻、フリーダ・カーロ。

カーロは自画像をたくさん残しとります。

自画像によく描かれている、彼女が好んで着ていた民族衣装・テワナをニットに表現しました。

すなわち、こんな。

フェミニンさに、エスニックなスパイスがきいとります。

この4つのテーマを、どん‼︎

ところせましと飾りました。

上、フリーダ・カーロ、

下2点、グァダルーペの聖母。

グァダルーペの聖母。

フリーダ・カーロ。

ぼくも、着てみました。

フリーダ・カーロどす。

似合うとります?

テノチティトランのスカート。

最後に!

オリビィエのコーナー。

以上どす。

長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれはって、おおきにぃ。

編みたい作品はおましたか?

ぜひ、編んでみとくれやすぅ。

新作の掲載されたベストアイズ138号も発刊されましたんで、よろしゅうに。

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