toggle
2017-11-17

高台寺の話

こんばんは。ユウどす。
今日は高台寺のお話を少し…。

高台寺では、ちょうど今、夜間の特別拝観が開催中どして、紅葉のライトアップが見事どす。
かなり、おすすめどす。

高台寺は、春夏秋冬と夜間特別拝観を開催したはりますが、
なんといっても、秋の紅葉から、冬の時期がおすすめどして、
特にぼくがおすすめするんは、冬の夜の茶会「夜咄(よばなし)」どす。
来年1月12日から3月4日までの金・土・日に開催されます。
申込みが必要ですよって、高台寺さんまでご連絡をお願いします。
さてさて、高台寺ゆうたら、太閤はんの奥さん、ねねはんのお寺として知られとります。
なんや、女性らしいお寺やなぁ、思います。
高台寺蒔絵が有名どすけど、ぼくがおすすめするんは、庭どすなぁ。

勅使門と方丈前庭。
枯山水はよろしゅおすなぁ。
開山堂から偃月池(えんげつち)にかかる廊下どす。
廊下のまんなかにみえるんが観月台どして、そこから眺める月はとても風情があるゆわれとります。
高台寺には、この開山堂の西に偃月池(えんげつち)、東に臥龍池(がりゅうち)ゆう池が二つおまして、池泉観賞式の庭園といわれとります。
ようは、池をみながら回る庭ゆうことどすやろな。
 
開山堂を正面から。
いい写真がとれまへんどしたけど、写真の右に見えとります、開山堂と霊屋を結ぶ臥龍廊は見どころどす。
この高台寺の庭を作庭した人は、小堀遠州ゆうお武家はんなんどすが、この小堀遠州はん、なかなかおもしろい人なんどす。
茶道をしたはる人は、遠州流ゆう流派がありますよって、よくご存知なんとちゃいますやろか?
徳川将軍家の茶道指南役(しなんやく)までつとめはったそうで、茶人としてだけやなく、建築家、作庭家、書家としても知られとります。
建築で有名なんが、名古屋城の天守閣。
京都では仙洞御所に、二条城の御幸御殿。
お庭は、高台寺の他に、南禅寺の金地院、大徳寺の弧蓬庵などなど。
ほんまマルチな文化人やったんどすやろなぁ。
平安神宮の記事でも書きましたけど、京都の神社仏閣に行かはるときは、お庭をしっかり見とくれやす。
別料金のところもありますけど、京都は庭が一番のごちそうどす。
作庭家ごとに庭をみていくのんもおすすめどすなぁ。
まずは小堀遠州はんのお庭を追いかけてみるんもよろしゅおすぅ。
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA