後の祭…
こんばんは。ユウどす。
京は祇園祭の後祭。今日は宵山どす。
「後の祭り」ゆう言葉がおますやろ?
時機を逸してかいのないこと、と 辞書やらにはのってますけど。
本来はそういう意味ではなく、祇園祭りは「後の祭り」の方がよい、という意味や、という説が京都にはあります。
まぁ、京都の人が、前の戦争ゆうたら「応仁の乱」のことをゆうてる、ゆうのと同じようなもんで…。
実際にぼくも使ったことはおへんけど。
ちなみに、ぼくの住んどる西陣は、応仁の乱で西の陣が置かれたところやから、西陣ゆうんどす。
さてさて。
祇園祭について。
祇園祭は京都の夏の風物詩。
前祭りの巡行の日が、だいたい京都の梅雨明けにあたるんで、ぼくは祇園祭の時期が来たら、夏になったなぁと感じますぅ。
祇園祭ゆうたら、山鉾の巡行だけに目がいきがちどすけど、実際には7月1日から31日まで、一月間にわたり行われる長いお祭りです。
7月1日に、長刀鉾のお稚児はんに選ばれたお子さんが、八坂神社にお詣りに行くとこから始まって、山鉾巡行の日には、八坂神社はんから神輿が渡御します。
後の祭は、お神輿が八坂神社にかえるときのお祭どす。
祭りのしまいの31日は、八坂神社の境内にある疫神社で茅の輪くぐりどす。
これでこの夏は健やかに過ごすことが出来ます。
とはいっても、暑いんで…。
巡行なんてみてられまへん。
テレビでみる方が涼しいてよろしゅおすぅ。
実際、今年はあまりの暑さに花傘の巡行はなくなりました。
てなことで、この記事の写真は去年のどす。
ちなみに、後祭の写真は一枚もおへん。
写真はみんな、長刀鉾。
長刀鉾は、後祭には出ません。
出る鉾は大船鉾だけなんどすなぁ。
写真を見て、前祭か後祭か分かる方は、祇園祭通どすな。
観光客のみなはんが祇園祭に注目するこの時期。
ぼくのおすすめは、下鴨神社の御手洗祭どす。
御手洗池に足をつける神事で、土用の丑の日頃に行われます。
今年は7月20日から29日に開催されます。
足を冷やっこい川につけて、涼んでおくれやすぅ。
御手洗祭については、過去の記事がおます。
読んでおくれやすぅ。
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