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2019-06-02

藤森神社神社の神社おこし

駆け馬神事で賑わう藤森神社は、今や大晦日、正月とお参りするのにぎょうさんの人で30分以上も待つようになっとりますけど、今から四半世紀前には、大晦日でもまばら、元旦でも二、三人並んだらお参りができるような、どこにでもある氏神さまの御社やったそうどす。

競馬関係者の参拝は、昔からあったそうどすけど、それが騒がれることもなく…。

ところが、参集殿建造、大晦日の祝箸授与、お神酒接待、紫陽花苑開設などなど、ほんま涙ぐましいと感じるほどの努力に加え、折しも時代は武豊フィーバーで、そのタイミングにうまいこと乗って、競馬ファンの参詣者も増えていったんどす。

また、近くを走る京阪電車の『おけいはん』キャンペーンなどの沿線フィーチャーなど、さまざまな要素が実を結んだ結果、今や大人気の神社になりました。

ほんまのとこ、神社の努力とタイミングの賜物か?はたまた勝負の神様自身の神力なのか?

真実は神のみぞ知るやと思いますけど。

藤森神社は、歴史ある神社ではありますけど、後からの出来たお稲荷はんに押しのけられた神さんが移動してきたり、せやのにお稲荷はんに知名度で負けたりと不遇ではありましたが、新しくはじめたサービス?で盛り返した底力のある神社や、ゆうことどすわな。

昔の藤森神社もなかなか趣き深い、いい御社やったそうどすが、人がこんとそれもまた寂しいもんで…。

どちらがいいかは、それこそ、神のみぞ知るどすけどなぁ。

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