藤森神社とお稲荷さん
こんばんは。ユウどす。
前回に引き続き、藤森神社はんのこと 書かせてもらいますぅ。
藤森神社はん、いったい何の神様を祀ってるかいいますと…。
本殿に
素盞嗚命
別雷命日本武命
応神天皇
神功皇后
武内宿禰
仁徳天皇
東殿に
天武天皇
崇道尽敬皇帝(舎人親王)
西殿に
崇道天皇(早良親王)
伊予親王
井上内親王
って、えらいようさんなんどす。
なんでも、本殿の祭神は神功皇后による三韓征伐にまつわる神はんで、西殿に祀られてる早良親王は、強烈に祟る神として知られとる御霊神どすわ。
で、東殿の神さんゆうんが、周辺地域一帯の「地主神」と考えられる神なんやそうどすが…。
もともとは、今、伏見稲荷はんが建っとるとこに祀られとったらしいんどすわ。
伏見稲荷は、元は山頂に祀られとったらしいんどすけど…。
永享10年(1438年)に後花園天皇の命令で麓に遷座したんやそうで。
天皇はんに言われたら、仕方おへんなぁ。
ゆうわけで、藤森神社の祭神が増えたみたいなんどすわ。
せやし、「もともと藤森神社があった土地に後から伏見稲荷が来た」いわれとるんどすわ。
実際ら藤森神社の氏子圏は藤森神社周辺から北側の伏見稲荷大社周辺、それからJR京都駅近くまで広がっとります。
それに対して、伏見稲荷大社の氏子は、稲荷社の周辺やのうて、京都駅より西のJRの南北の区域となっとるんどすな。
お祭りでお神輿が伏見稲荷境内へ巡幸するんは、それが由縁やともいわれとります。
とどのつまり稲荷大社より藤森神社の方が歴史が古いんどすけど…。
今となっては、稲荷大社の方がメジャーやという皮肉。
歴史があるゆうだけでは、あきまへんのやなぁ。
て、諦めとったらあきまへん。
伏見稲荷がフューチャーされとる今、藤森神社もがんばらな、あきまへんのや。
藤森神社の神社おこしについては、また 後日。
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