門松の飾り方とか、鏡餅のこと
ばんどすぅ。ユウどす。
今日は門松の飾り方の話どす。
実は、門松の飾り方を間違うてしまいまして。
はい、こちらは間違いどす。
左右非対称にしてしまいました。
左右対称になるんが正解です。
で、竹の頂点を結ぶと、三角形が外側に向くようにしとります。
ぼくはこの向きが正解やと思いこんどりましたが…
これは出飾りとか内高(一番高い竹が内側)とかいうそうで、呼び方は地方によって違うそうどす。
三角形が内側に向く飾り方は、迎飾りとか外高いうそうで、お商売などしたはるとこではこう飾るんやそうどす。
それから…正式には左右で松が違うんやそうどす。
向かって左が黒松=「雄松」、向かって右が赤松=「雌松」と呼ばれているものです。
見分けが難しいので葉牡丹の色で区別されることも多いんやそうで、黒松の方に白牡丹で、赤松の方に赤牡丹なんやそう。
↓ ちなみにこれは去年の門松どすが…
紅白どちらの牡丹も入っとりますが、鉢が白。
松は黒松か赤松か分かりまへん。
こっちは鉢が赤どすけど、赤松かどうかは不明どす。
最近の門松はアバウトな気もします。
関西と関東でも門松は違うみたいやし…。
もっと調べてみなあきまへんな。
関西と関東ゆうたら、鏡餅も違うんやそうどすな。
ぼくは昨年末に初めて知ったんどすけど…。
串柿と祝昆布を飾るんは関西だけみたいどすな。
柿は「嘉来」と書かせて、「幸せがやって来る」とか、幸せをカキ集めるいう語呂合わせとか、柿=長寿の木ということから、縁起のいいものとされとります。
また、干し柿に大きな種が一つ入っていることから、子宝に恵まれるという意味も込められているんやそうな。
柿の数にも意味がおまして、1本の串に2・6・2の合計10個刺さったものには「いつもニコニコ(2個2個)仲むつ(6個)まじく」、
1・3・1の合計5個のものには「一人一人(1個1個)が皆(3個)幸せに」との願いが込められているんやそうどす。
昆布は、「よろこぶ(養老昆布)」「こんぶ(子生婦)」とかけた縁起物どす。
関西の方が、だじゃれ好きなんやろか?
…まぁ、関西ても串柿とか昆布は飾らないことも増えとります。
これとか、
これとか、飾っとりまへん。
理由は…準備するんが遅かったから材料がそろわへんからどすけどな。
悪しからず…。
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