2021春夏リッチモア新作展示 その2
おばんとす。ユウどす。
ひき続き、2021春夏リッチモアの新作紹介。
今日はリッチモアのデザインコンセプトの話どす。
2021春夏のリッチモアのテーマは、エピカ・デ・メヒコ。
メキシコをスペイン語で発音するとメヒコになるそうどす。
で、メキシコ文化は、「先コロンブス期」「スペイン植民地時代」「独立後」の3つの時代に分けることが出来るんどすが、この時代をイメージソースにしとります。
まず「先コロンブス期」から、テーマ・テノチティトラン。
テノチティトランは、メキシコ最後の帝国・アステカの首都。
アステカ文明をイメージした、レリーフ柄や編み込み作品を展開しとります。
色は石の文化をイメージして、アースカラーを中心に、エスニックなヴィヴィットカラーをアクセントにしとります。
すなわち、こんな。
太陽の神を連想しますなぁ。シャーマニスティック…。
お次は、スペイン植民地時代。
グァダルーペの聖母。
もともとアステカの女神ゆかりの地に、異教の聖母が出現したんやそうどす。
スペインが布教した新しい宗教=文化様式と、インディオの伝統が融合した「メスティーソ様式」ゆう、独自の建築スタイルがうまれていくことを、象徴したかのような出来事どすな。
メスティーソ様式の過剰なほどに豪華な装飾と、鮮やかな色合いという特徴を、ニットで表現してみました。
すなわち、こんな。
華やかに煌びやかどすな。
そして、独立後。
民族文化復興を推進し、民族の歴史を壁画に残す壁画運動の中心となった、画家のディエゴ・リベラ。
彼の壁画の色合いをイメージしたカジュアルスタイルをニットで表現してみました。
すなわち、こんな。
コンドルが飛んでいきそうどすやろ?
そして…
リベラの妻、フリーダ・カーロ。
カーロは自画像をたくさん残しとります。
自画像によく描かれている、彼女が好んで着ていた民族衣装・テワナをニットに表現しました。
すなわち、こんな。
フェミニンさに、エスニックなスパイスがきいとります。
この4つのテーマを、どん‼︎
ところせましと飾りました。
上、フリーダ・カーロ、
下2点、グァダルーペの聖母。
グァダルーペの聖母。
フリーダ・カーロ。
ぼくも、着てみました。
フリーダ・カーロどす。
似合うとります?
テノチティトランのスカート。
最後に!
オリビィエのコーナー。
以上どす。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくれはって、おおきにぃ。
編みたい作品はおましたか?
ぜひ、編んでみとくれやすぅ。
新作の掲載されたベストアイズ138号も発刊されましたんで、よろしゅうに。
コメントを残す