ムラサキシキブと亥の子餅
おばんどす。ユウどす。
今月の京都の花はムラサキシキブ。
京都のお菓子は亥の子餅どす。
そうだ京都、いこう。 の季節の花のページみましたら、9月〜12月の花としてムラサキシキブがあがってましたけど…、
https://souda-kyoto.jp/travel/hanareki/month.html?month=2
これ、花どすか?実と違いますん?
ちなみにムラサキシキブの花は6月頃。
淡い紫色の花がつくんだそうです。
南天と同じで、花には見向きもされずに実を鑑賞される植物なんどすなぁ。
あむゆーず・ぷち情報によりますと…
ムラサキシキブは「ムラサキシキミ(紫重実)」などと呼ばれていたそうどすが、その美しさからいつしか「ムラサキシキブ」と呼ばれるようになったんだとか…。
源氏物語の紫式部どすな。
源氏物語といえば、ぼくらが手に持ってる亥の子餅も出てくるんどす。
大豆・小豆・大角豆(ささげ)・ごま・栗・柿・糖(あめ)の7種類の粉を入れてついた餅と書かれとります。
ぼくらの持っとる亥の子餅は、ニッキで茶色くして、黒ごまを入れて、うりぼうぽくしとります。
地域によって違うんやそうどすけど、京都の亥の子餅は、うりぼうに似せてるんが主流どすな。
亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日、亥の刻に食べるとか、11月最初の亥の日の亥の刻に食べるとかいわれとります。
その日は亥の子の祝いといって、無病息災を祈ります。
もとは古代中国の「亥子祝」平安時代に日本に伝わり、最初は宮中行事として行われてたんやとか。
それで源氏物語にも出てくるんどすやろな。
宮中行事もやがて庶民層にまで広まって、ちょうど収穫の時期ゆうことで、収穫祭になり、多産のイノシシにあやかって、子孫繁栄を願う意味合いも込められるようになったんやとか。
宮中行事の亥子祝をしのんでみたい思わはる方は護王神社の亥の子祭に行ってみはるとよろしいかも。
11月1日に開催されます。
その日は、護王神社で鶴屋吉信の亥の子餅が買えますぅ。
まぁ、そんなピンポイント狙わんでも、11月になったら和菓子屋はんで売ってる思います。
探してみとくれやすぅ。
デパ地下がてっとり早い思いますぇ。
京都以外の亥の子餅はどんなやろ?
食べてみたいどすなぁ。
最後にぼくだけのショット公開。
マナちゃんは、こん時落下してました。
マナちゃん、けっこう どんくさい子なんでw
ねこなんで、ケガはしまへんどしたんで、安心しとくれやすぅ。
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