ちまきの話 その1
こんばんは。ユウどす。
今月のマナちゃんのお部屋は、花菖蒲とちまきがテーマどす。
5月のお菓子ゆうたら、端午の節句のちまきとかしわ餅やと思いますが、マナちゃんがちまきが好きどすんで、ちまきになりました。
どうも、端午の節句にちまきを食べるんは一部地域で、かしわ餅のがポピュラーみたいですな。
京都でも、宮津の方に行ったら、売ってなかったんどす。
ショックどした。
歴史が古いんはちまきなんどすけどなぁ。
平安時代の記録に、ちまきが出てくるんやそうどすわ。
ちまきの起源は中国やゆわれとります。
端午の節句にちまきを食べるんは、中国からの伝説にちなむんやそうどすが、それについてはWikipediaを見たら書いてますんで割愛。
本来は、植物の葉でくるんだご飯やったみたいどすな。
中華粽みたいな、おにぎりみたいなんやったんや思います。
中国起源の粽は、日本にはいってきてから、独自に変化して、和菓子のちまきなっていきました。
中国でも、甘い粽はあるみたいどすけど。
ちなまに、今年のちまきは、笹屋伊織はんのとこのどす。
茶色い笹で、水引までついとりました。
柔らかめのお餅で、上品なお味どした。
この形のちまきは、御所ちまきとか、内裏ちまきとかいうそうで、中はういろうみたいなお餅が一般的どすわな。
これは去年のちまき。
どこのやったかいな?
忘れてしもた…。
まぁ、京都の市内ではいろんなとこで、この形のちまきが買えるんどすけどと…その中で格別なんは、川端道喜はんのちまきどすぅ。
残念ながら写真がないんどすが…、ぼくは一度だけ頂きました。
道喜はんのちまきは、中は葛餅で、透明なんどすわ。
その名も水仙ちまき。
葛餅の中に餡を練り込んだ羊羹ちまきゆうのもおます。
ぜひ、一度は食べてほしいと思います。
完全予約販売で、一月以上前から注文せなあきまへんので、要注意どす。
男のお子さんの初節句に頼まはるご家庭もあります。
そん時は、名前入れてくれるらしいどす。
ぼくも、初節句やないけど、名前いれてほしいどすなぁ…。
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