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2019-01-21

三十三間堂の話 続き

こんばんは。ユウどす。

今日は、三十三間堂の話の続きどす。

三十三間堂の正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)ゆいます。

本尊が千手観音なんどすけど、その本尊の別称が蓮華王いうんや、ゆうことは前回も触れましたなぁ。

そしたら、なんで 三十三間堂ゆうんか?

長さが三十三間…やと思いますやろ?

でも、そやないんどす。

簡単にゆうと、柱と柱の間が三十三あるから、三十三間なんどす。

専門用語を使うと、本堂が間面記法というもんで「三十三間四面」となっとる建物やゆうんが由来どす。

つまり「けん」というのは長さやのうて数なんどすなぁ。

なんや、ややこしおすけど、そのようにきいとります。

ちなみに、この三十三ゆう数も、観音ゆかりの数なんやそうで、『法華経』とかに、観音菩薩が三十三種の姿に変じて衆生を救うと説かれることによるんやそうどす。

俗に「三十三間堂の仏の数は三万三千三十三体」といわれとるんどすが…一千一体がそれぞれ三十三に化身するからやそうで。

そないにたくさん化身してもうたら、手は何本になるんどすやろ?

何や、天文学的どすなぁ。

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