2019-01-14
三十三間堂の話
こんばんは。ユウどす。
成人の日どしたな。
新成人のみなはんは、どなたさんも おめでとうございます。
京都で成人式ゆうたら思い浮かべるんは、三十三間堂の通し矢どす。
今月のマナちゃんのお部屋、トップページにもなっとります。
この三十三間堂は、蓮華王院ゆうのが正式名称で、いろいろと有名なうんちくがあるんどす。
たとえば、成人式の日に行われる通し矢。
新成人も通し矢をするゆうんで、有名どすな。
この通し矢は本来、本堂西側の軒下(長さ約121m)を南から北に矢を射通す競技なんどす。
そもそも、弓ゆうもんは、弧を描くように飛ばすもんどすが…。
天井があるお堂とかになりますと、力強く弓を引いて飛ばす必要がありまっさかい、力試しにもなりますわな。
何本射通せるか、腕自慢が競うとったもんなんどす。
最高記録は8,133本やそうどす。
江戸時代に紀州藩の和佐大八郎ゆう当時18歳の人の記録どす。
どんだけ剛力やったんどすやろか…。
まぁ、他はもちろん仏堂やさかい、仏像がぎょうさんあります。
蓮華王院の、蓮華王ゆうんは千手観音の別名やそうで、千手観音像はんが、数えきれんくらい安置されとります。
1,001体もあるそうで、そりゃみものどすぇ。
何でも、会いたい人の顔が必ずあるんやそうどす。
そら、1,001体もあれば、一つくらい見つかるもんや思います。
下手な矢でも、数打ちゃ当たるゆう感じどすな。
本堂や千手観音は国宝に指定されとりますんで、ぜひみておくれやす。
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