2019-01-07
亥といえば…
こんばんは。ユウどす。
今年は亥年どすな。
京都でいのししといえば、護王神社どす。
何でか、ゆうと、狛いのししがあるからどす。
なんで いのしし か?ゆうと、祭神の和気清麻呂はんと縁があるからなんどす。
和気清麻呂はんゆうたら、流罪になったんで有名どすやろ?
流刑先に行く途中、刺客に襲われそうになった時、突如300頭のいのししに助けられたゆう故事によるんだそうどすわ。
ゆうても、狛いのししにかったんは明治23年。
わりかし最近どすわ。
護王神社が、今の場所に祭られるようになったんかて、明治どす。
この護王神社は、神護寺と縁があるゆう話を、神護寺の話ん時にかきましたやろ?
神護寺は、和気氏が建てたお寺で、護王神社の祭神は、和気氏の清麻呂はんと広虫はんなんどすが…。
もともとは神護寺の中の護王善神社に清麻呂はんは祀られてはったんどすけど、明治天皇の勅命で現在地にうつったんやそうどす。
清麻呂はんは、奈良に都があった時の人どすけど、明治時代に祭り上げられた歴史上のヒーローなんどすやろな。
明治時代は、武士の世から天皇の世に戻ったんで、天皇家の正当性を強調する必要があったんどすわ。
清麻呂はんは、道鏡が天皇になるんを阻んで口頭を守った人物として、幕末から明治にかけてにわかにフューチャーされたんや思います。
そのフューチャーぶりで、昔あった十円紙幣には、清麻呂はんといのししが描かれてとったそうどす。
まぁ、ぼくが生まれる前のことやし、どれも聞いた話どすけどな。
護王神社は、その年の干支の巨大絵馬があるんでも知られてます。
去年撮った写真や、ゆうのがバレバレどすな。
そんなん、亥年で人の多いこの時期に、人気者のぼくらが行けるわけおまへんやん?
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