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2018-07-03

信州・上田の思い出 その2

上田城を後にして、ぼくらは一路千曲川へ!

今回、ぼくは宮崎出張やフィレンツェ出張のお誘いもあった中、なぜ上田に来たのか!

そう…

それは鮎どす。

千曲川のつけばで鮎を食べるためどす。

つけばゆうのは、漁の名前で、活きのいいハヤや鮎をしかけといて、仲間をおびき出してつかまえる漁なんどすが、その漁をしている川のそばに、海の家からならぬ川の家が建っとりまして…。

そこをつけば小屋といい、そこで出る料理をつけば料理というんどす。

上田にあるのは、鯉西はんのつけば小屋どす。

鮎のお刺身。

お刺身は、〆るのが得意なとこしか、出せない逸品どす。

鯉西さんは、アベレージ以上、たいへん おいしゅうごさいました、

やっぱり鮎は塩焼きどす。

頭からがぶりといただきます。

鮎めしに、鮎こく。

鮎めしは最高においしおした

おいしくいただいてから、京都への帰途に着きました。

帰りのタクシーで運転手さんが、昔は上田にももっとたくさんつけば小屋があったんやそうどす。

でも、天然の鵜がたくさん繁殖して、鮎を食べてしまうもんやから、 数が減ってしまったんだとか…。

鮎取りは鵜にはかないまへん。

数すくなくなった鮎を、大切に頂きたい思いますぅ。

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