2018-06-09
貴船の話 その1
こんばんは。ユウどす。
みなはん、週末いかがお過ごしですか?
さてさて。
今月のマナちゃんのおへや トップページは貴船祭どす。
貴船といえば、この時期は川床。
貴船は「かわどこ」といいます。
鴨川は川床と書いて「かわゆか」と読みます。
よそさんには、かわゆか の方がメジャーと思いますが…。
かわゆかは川からは遠いどすし、虫は多いわ、暑いわで…。
ぼくは、かわどこの方が好きどすな。
今日明日は、川床料理の写真を交えつつ貴船のお話しをしよう思います。
貴船は女性に人気がおますけど、それは貴船神社が「恋を祈る神社」やとゆわれとるからどす。
でも、貴船は単なる縁結びとは趣きが実は違いまして…。
恋敵はんがいはる方が、お通いになる神社なんどすわ。
というのは、和泉式部はんが心変わりした旦那はんを取り戻そうと祈願しはって、復縁を果たしたんやそうどす。
それから、三角関係とか、そういったことで、恋敵をしりぞけたい人が祈願するようになったんやそうどす。
いやー、なんやちょっと おどろおどろしいどすなぁ。
貴船神社は、本宮、中宮、奥宮と三社ありまして、このうちの中宮が結社といって、縁結びの神さんなんどすが、結社にいきなり行くんやのうて、本宮→奥宮→中宮と行くんが作法どすぅ。
おススメは、本宮で6月30日と12月31日に行われる大祓式どす。
祈祷料200円を納めたら、だれでも参加できます。
人型の紙に穢れを移して川に流してもらうんどす。
人型の紙は、陰陽師の式神みたいな感じどす。
陰陽師好きの方には、特にオススメします。
貴船は水の神様。
日本は面倒なものはみんな水に流してしまえる、ありがたい国どすぅ。
あ、貴船のご神水も、持ち帰り可能どすぅ。
ペットボトル持参で行ってみとくれやす。
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