マナちゃん名作劇場〜泣いた赤鬼〜

あるところに こころのやさしい あかおにが いました。

あかおには にんげんと なかよくなりたいのに、あかおにが やさしいことを しりません。

そこで、あかおにの しんゆうの あおおにさんは、あかおにさんのために かんがえました。

「ぼくが にんげんの むらで ひとあばれするから、あかおにくんが ぼくを たいじするんだ。
そうしたら、きみが やさしい おにだと わかるはずだよ」

そうして、あおおには わざと にんげんの むらで おおあばれ‼︎

にんげんは こわくて にげだしました。

「えい！わるいやつめ！こらしめてやる‼︎」

「あかおにさん ありがとう。

おかげで たすかったにゃん」

「たんと たべとくれやす。

ぶぶずけでも、いかがどすぅ？」

「あるのは、ハンバーガーとホットドッグわん？」

あかおには にんげんと なかよくなれました。

あかおにさんは あおおにさんに おれいをつたえにいくと…

あおおにさんは おきてがみをして たびにでてしまいました。

じぶんと あかおにさんが なかよくしていると、にんげんに あやしまれるから…と。

あかおには てがみを だまってよんで、なきました。

（おしまい）

しゅつえん

あかおに …One＊さんのあかおにちゃん

あおおに…One＊さんの あおおにちゃん

にんげん…マナちゃん、ユウくん、ヨウちゃん、ちゅうどん