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2018-01-13

ハマナカ内覧会&懇親会と ここだけの話

こんにちは。ユウどす。
昨日、ブログ上げたつもりで、下書き保存で寝てしまってましたぁ。
えらい、すんまへん。
まぁ、ぼくのブログは徒然なんで…。

昨日は、2018ハマナカ春夏商談会と、夕方からは内覧会と懇親会がおました。
内覧会・懇親会には、たくさんのデザイナーさん、出版社さんが来てくれはりました。
ほんま、おおきに。ありがとうございました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。

懇親会場はベストロケーション!
隅田川沿いの、スカイツリー真ん前の シエロイリオ はん。

前方に見えてるのは、コンセプトボードどす。
今期のハマナカの企画を俯瞰したボードどす。

右上にお花が見えとりますやろ?
この花、見覚えのある形や思いまへん?

そう、ハマナカのマークのハの上についてる花どすわ。

この花、オリーブの花なんどす。

日本でオリーブといえば、小豆島。
日本で初めてオリーブの植樹に成功したんが小豆島なんどす。
創業者の利基男はんの出身が、その小豆島であることにちなんで、ハマナカのマークにオリーブの花があしらわれとるんどす。

オリーブの花には、平和という意味がありまして。
手芸を通じて、平和を願わはったんどすなぁ。

そんな創業者はんが愛してやまなかったんが、アンダリヤどす。
半世紀も前からある商品どすけど、今でも大人気どす。
けど、発売当時はなかなか売れへんかったらしいどす。
こんな藁みたいなもん、何に使うたらえぇんか、作品見本がないと分かりまへんやん?
いろいろ作品見本をつくって、糸の太さも工夫しら、売れるようになったそうどす。

そんなエコアンダリヤの新提案が苔玉どすぅ。
ぼくは、ロボットはんがお気に入りどす。

アンダリヤの次に、ハマナカが作ったんが、ボニーどす。
これもロングセラーどす。
アクリル糸は世にあまたおますけど、ボニーみたいに複数のアクリル繊維をブレンドした糸はおまへん。
なんでブレンドが必要か?
それは、いつまでもへたらない、ふわふわした、編みやすい糸にするためなんどすぅ。
だからボニーは円座にして、お尻にしいても弾力が続くんどす。
ボニーは芸術品やって、ボニーの工場長はいつもゆうたはります。

ボニーの円座の上で昼寝するんは最高どす。

そんで、その次にハマナカが出したんが、ハマナカモヘアどす。
おなじみの顔どすな。

おなじみすぎて、みな知らはらへんことどすけど、ハマナカモヘアって、デメリットをメリットにかえたすごい糸なんどすぇ。
ハマナカモヘアはモヘアとアクリル繊維を混ぜとりますけど、混ぜるときに注意せなあかんのが、アクリルの収縮どす。
収縮しすぎると、モヘアが収縮せずに、セミの羽みたいな毛羽が出来てまうんどす。
そんな失敗例を逆手にとって、ハマナカモヘアはあえてセミの羽を出して、その羽を引っ掻いて起毛したんどす。

すると…セミの羽部分は、縮まないモヘアどすから、そのモヘア部分だけを起毛できる…そうすると…糸の表面に出るのはモヘアだけ!
しかも起毛部分の長さも均一。
そして、アクリルがしっかり縮んどりますから、毛抜けもない。

なんて画期的な‼︎
ここ、大事なとこどすけど、仕上がりも綺麗で、むちゃくちゃ上手に見えるんどす。
失敗してほどいても、毛抜けしまへん。

以上、濱中利基男の愛した3品種を紹介さしてもらいましたぁ。

ここだけの話で、こそっとお伝えしときますけど…今年は創業者没後100周年ゆうことで、この3品種で何やらキャンペーンやるそうどす。
乞うご期待どすぅ。

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